vol.04

みんなに知ってほしい、これが馬術の魅力

2017.10.13

日本馬術連盟の馬術スペシャルアンバサダーを務める、欅坂46の菅井友香さん。これまで「A to Zinba」では、小学生の頃に馬と出会い、長年、馬場馬術に親しんできたという菅井さんに、ご自身の馬術歴や思い出深い愛馬、馬との付き合い方など、多岐にわたって語っていただきました。最終回となる第4回では、初めての人でも楽しめる馬術の魅力についてお話しいただきます。

人馬一緒の競技だから味わえるスリルと面白さ

これまで私の大好きな馬のこと、馬術にまつわる思い出などをお話してきましたが、このコラムもいよいよ最終回。今回は、みなさんに、馬術を見てみたい、もっと馬のことを知りたいと思っていただけるように、その魅力をお伝えしていきたいと思います。

ヨーロッパほど馬術文化が盛んではない日本ですが、実は国内でも定期的にさまざまな馬術大会が開催されています。大会は一般の方も観戦できるので、もし馬や馬術に少しでも興味があったら、ぜひ気軽に足を運んでいただきたいです。馬を間近にすると、その筋肉や毛並みの美しさ、圧倒的な迫力に触れられて、それだけでも普段では味わえない感覚を楽しめるはずです。そして、馬術には、そんな大きな動物を人が動かす面白さや難しさ、人馬が一緒に行う競技だからこそ、ほかのスポーツでは味わえないスリルがあります。

馬場馬術、障害馬術
それぞれの見どころ

馬場馬術も障害馬術も共通しているのは、馬と乗り手の信頼関係が大切だということ。馬術の面白さはそこに尽きると思います。
馬場馬術は、いかに優雅に馬を動かせるか、その技術や芸術性が問われる競技です。選手と馬とがぴったり呼吸を合わせ、選手は見ている人にはわからないように指示を与えて、馬に細かいステップを踏ませたり、後ろ肢を軸にして一回転させたりします。これがすごく難しいんです。ですが、技術の高い選手や馬だと、馬が自らスキップしているように見えたり、曲に合わせて馬が楽しくダンスしているようにも見えたりするんですよね。馬場馬術は、そこが一番魅力的で、その美しさにうっとりします。

障害馬術は、ミスなく障害物をクリアしていく競技です。初めての人にも、ルールがわかりやすく、成功するか失敗するか、ハラハラドキドキの面白さがあります。障害馬術は始めたばかりですが、やってみると、瞬時の判断がとても大事で、そこが難しい競技だと感じました。踏み切りの3歩手前から馬と呼吸を合わせて飛ぶということに神経を集中させつつ、飛び越えている最中には、もう次の障害物やコースのことを考えないといけません。そのすべてをあのスピードの中で行うので、すごく頭も使いますし、勇気も必要になってきます。私は障害馬術を始めたばかりで、まだ勉強中なので、選手がどのタイミングで、どんな指示を出しているのかに注目するようにしています。それがわかるようになると、もっと楽しめるかもしれませんね。

昔も今も馬が大好き
馬術の魅力を広めたい

私は、馬場馬術の試合で、紺色の燕尾服を着られるのが嬉しくてたまらなかったのですが、見た目も大事な馬術では、選手それぞれに乗馬ファッションにもこだわりがあります。私の場合、ズボンは乗り心地重視で、足の内側の鞍に当たる部分が滑らないように革で作られている“尻革付き”を選ぶようにしていますが、シャツなどはラインストーンがあしらわれているものが大好きで、キラキラ系ウエアは自然に増えてきましたね(笑)。

このコラムでは、私の愛用する馬グッズもご紹介してきましたが、馬と聞けば、すぐに反応してしまう私は、馬が主人公の小説や映画も気になります。お気に入りは、スティーブン・スピルバーグ監督の映画『戦火の馬』。馬の目線で描かれたエピソードや映画音楽が素晴らしくて感動しました。そして、この映画は悲劇で終わりません! 私にとって、動物が出てくる映画は、ここが大事なポイントなんです(笑)。よかったら、みなさんもぜひ見てみてくださいね。

いよいよ2020年には東京オリンピックが開催されます。大きな夢に向かって、馬術選手の方々も日々、愛馬と精進されていることと思います。とにかくケガなく、健康に、選手の皆さんがベストを尽くせますように。いつも応援しています!

また、このコラムを読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました。これからもスペシャルアンバサダーとして、馬や馬術の魅力を伝えていきたいと思っていますので、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 
愛用グッズ

馬がデザインされたグッズを見つけると、衝動的に買ってしまうという菅井さん。「猫も好きなんですけど、猫は家で飼えるからいいんです(笑)。馬とはいつも離ればなれなので、馬グッズで癒されています」。

愛用グッズ
紙ファイル

「家族でハワイ旅行に出かけた時に、“日本ではあまり見ないかも”と思って買いました。ファイルには、いつも試合結果などの紙資料を入れています。ハワイでは、クアロアランチというところで乗馬を楽しみました。いつか映画のように、波打ち際も走ってみたいですね」

 

菅井友香さんのアンバサダーページはこちら

もくじ

撮影協力:公益財団法人馬事文化財団 馬の博物館
衣装協力:日本馬事普及

Photo by UNITED PHOTO PRESS, Yusuke Nakanishi/AFLO SPORT, c3.photography, Japan Equestrian Federation, Yusuke Nakanishi
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